1. Symbol Mapping:NQを見ながらMNQで発注する
日経平均先物や商品先物に「ラージ」と「ミニ」があるように、米株先物にも「NQ(本先物)」と「MNQ(マイクロ)」があります。
個人トレーダーにとってNQは証拠金が高く、実際にトレードするのはMNQがメイン、という人が多いはず。しかし、相場の真の需給や大口の動きは、流動性の高いNQの板やチャートに現れます。
そのため「NQで分析して、MNQで発注する」スタイルが一般的ですが、これには弱点がある。
- 画面の圧迫: NQとMNQ両方のチャート・板を開く必要があり、作業領域が狭くなる
- タイムラグ: NQでチャンスが来た瞬間、MNQに切り替えて発注する間に価格が逃げる
- 誤発注リスク: 混乱して逆の銘柄を操作してしまう
この問題を解決するのが、QuantowerのSymbol Mappingです。
メリット: 画面に表示・分析しているのはNQだが、注文ボタンを押すとMNQが発注される。1つの画面に集中でき、最速でエントリーできる。
設定方法
- メインツールバーの「More」から「Symbol Mapping Manager」を選択
- 左上の「+」アイコンをクリック
- Source Symbol(分析元) にNQ、Mapped Symbol(取引先) にMNQを指定
- 作成した行のチェックボックスをオン
- チャートやDOMパネルで、マッピング済みシンボルを選択
2. MBO機能:板の「中身」を分解して大口の意図を読む
発注環境を整えたら、次は分析の質を上げましょう。Rithmic接続で使える**MBO(Market by Order)**データで、板の見え方が変わります。
通常の板情報(Level 2)で見えるのは「特定の価格に合計何枚あるか」だけ。MBOをオンにすると、その合計がどんな注文で構成されているかを個別に分解して表示できます。
なぜ重要か?
板に100枚の指値があるとき、それが「100枚×1件」なのか「1枚×100件」なのかで意味が全く違う。
- 100枚×1件: 明確な意志を持った大口の可能性が高い
- 1枚×100件: 個人の注文がたまたま重なっただけ
これを見極めることで、見せ板(Spoofing)の検知や、アイスバーグ注文の発見ができ、板読みの精度が上がります。
設定方法
- メインメニューの「Connections」からRithmicの設定を開く
- **「Enable MBO」**にチェック(※契約がMBO対応している必要あり)
- DOMパネルの「Columns」設定からMBO関連項目を表示

