林原めぐみ氏の件

色々見て回ったんですが、

この2つの記事に書いてあるように、問題のある記事なのは確かだけど、リベラル側の反応があまり良くなかったよね……って感じだと思いました。

あと、このリベラルの在り方に関する記事も参考になります。

「いいね!」 2

難しいね、景気がよければ、誰がどこから来ようと気にしない人が多いけど、不景気になると社会全体が余裕を失い、空気が殺伐とするのは避けられない部分もあると思いました。

林原氏の発言は当然問題だし、私も差別には断固反対です。ただ、子ども同士のいじめを見ていると、「自分と違う存在を排除する傾向」は、人間の本能の一部としてあるのかもしれないと感じてしまうこともあります。理性と好景気両方が揃わないとなかなか根本的な解決ができないのかなと

「いいね!」 1

例えば、理想論としては「更生する余地をのこしつつ、差別思想を非難する」という考えがあるのでしょうが、現在の世界的な右傾化の状況下では、思想の左右強弱にかかわらず難しいでしょうね。

というのも、「差別思想を非難される」ことで更生が妨げられるのであれば、それは真の更生とはいえないだろうし、とくに今回のような有名人による排外的な発言では、くすぶる差別主義者たちを大いに鼓舞し増長させており、「手心をかける」的な対応は現実的ではないのではないかと考えるからです。(一介のアニメオタクとしては、一部アニメオタクの的外れな援護には辟易させられます……まさに贔屓の引き倒し)

今回の場合に限っていえば、あるラッパーが「(差別主義者の)林原めぐみになるな」といった趣旨の歌詞の楽曲を早速発表するなど、すでに「差別主義者」の烙印は押されてしまっているので、すんなりと「間違っていました反省しています」的なお定まりの短い声明だけでは現状の恢復は不可能でしょうね。

個人的には、今回の林原めぐみのような"邪悪な素朴さ"をもつ人は、周囲の"権威的なひと"から指摘されれば案外考えを変えるかもしれないと思うので、本人には行動での更生の発信を期待します。

「いいね!」 1