「幼児的万能感」、語源は何?

「何もできないのにやけに自信がある人」とかを指して言われる「幼児的万能感」、ふと調べてみたんですけど、どの本で誰が言い出したみたいな情報がイマイチ出てこないんですよね。

それでいて、MSDとかにも無く、正式な医学用語という訳でも無さそう。

ここで調べてみると、論文とかでもしばしば使われてるっぽいです。でも、どれが初出なのかはちょっとわからない。

そもそも、「幼児的万能感」という字面だけでもなんとなく意味がわかるのもあって、誰が言い出したとかじゃなくて何人かが自然に言い出したんでしょうか?

あと、フロイトっぽさも感じたんですが、彼の提唱したものとはズレているという指摘もあり。

幼児的万能感の英語ってinfantile omnipotenceなので、日本語の語源なら漢字言葉への直訳なんじゃないですかね?

一応DeepResearchで調べてみたのですが、

この言葉が日本で使われ始めた時期は、第二次大戦後に欧米の心理学・精神分析の知見が本格的に紹介された頃と推測されます。フロイトの著作は戦後に数多く日本語訳され、1950年代以降、心理学・精神医学の専門用語が日本語に定着していきました。フロイトが述べた「思考の万能」「原初的な自己愛」といった概念も、戦後の翻訳過程で日本語化されます。例えば、フロイトの『トーテムとタブー』は岩波書店版『フロイト全集』第12巻に収録されていますが、そこで「思考の万能」の原理について言及されておりrepository.kulib.kyoto-u.ac.jp、このような翻訳作業を通じて幼児の万能感という考え方が日本の学界に紹介されました。

とのことでした。

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返信遅れて申し訳ありません。

うーん、やっぱりフロイトなんでしょうか。

とはいっても、そこそこSNS上で使われている言葉でありながら、検索しても由来がスッと出てこないのはなんか不思議。

大学レベルの知識とかだと、検索しても出ないのはしばしばありますが。