nyu
1
夏を代表する虫、セミ。
セミに関連する言葉は多い。
季語に限定しても、盛んに鳴いている様子「蝉時雨」、抜け殻「空蝉」、幼虫が出てきた穴「蝉の穴」等々…
(ちなみに季語でなければセミの幼虫には「穴蝉」という呼び名がある。また地域によって様々な方言があるようだ)
命が尽き地に落ちたセミなどは、軽く調べただけでも「落蝉」「蝉骸」「死蝉」と3つも見つかった。
しかし、羽化をしている最中のセミを表す言葉は見つからない。
昔からそれが不思議でたまらない…
セミの羽化を表す季語「蝉生まる」ならある。
しかしこの言葉では、あの萌え出たばかりの若葉のような薄緑色や、羽が澄んで透明になっていく様子や、柔らかで脆くて儚い感じが全く伝わってこないじゃないか!どちらかと言うと茶色い感じがするじゃないか!
あんなに綺麗で素敵な姿なのに、どうして呼び名がないんだ…!?
…ということで、もし「羽化中のセミ」を表す言葉を知っている方がいましたら是非教えてください。よろしくお願いします。
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kumazaki
(クマザキ)
2
セミってずっと茶色いイメージが強かったので、「綺麗」って発想は全くなかったんですが、このトピックを読んで「そんなに?」と思って調べたら、確かに羽化したてのセミって美しいです
でも、セミの一生ってほとんど地下で、成虫になっても2〜3週間しか生きられないから、昔から「儚い命」ってイメージが強い気がします。その「儚さ」が強調されすぎて、羽化中の美しさがあまり語られず、特別な言葉が生まれなかったのかもしれませんね
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nyu
3
たしかにセミといえば「儚く短い命」、な印象があります。
羽化中のセミも柔らかく脆いという意味では儚げですが、生命の力強さを感じるという面ではセミ本来の印象とどこかチグハグになってしまいますね。
それが特別な言葉が生み出されなかった理由かもしれない、というのに納得しました。
また自分の中で「そもそも認知度が低いから説」が浮上しました…
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user11
(fukushiten)
4
茶色でないセミ初めて見ました。
蝉に関する言葉がそんなにたくさんあったことにも驚いています。
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123
(八雲雪路)
5
蝉の抜け殻から直接茶色の蝉が出て来るのかな、とか思っていましたが、調べて見ると凄く綺麗ですね。
普段暑い夏に騒がしいって印象がありますが、よくよく考えてみるとすぐに散ってしまう儚い命って感じですね。(ちょっと蝉に申し訳なくなってきた。)
江戸時代とかは7時くらいにはもう寝ていたそうなので…みんな寝ちゃって羽化が認知されてなかったと言う事は有りそうですね!
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おお〜 活動時間との関係、興味深いです。あり得そうですね。
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nyu
7
確かに!!
認知度が低いどころか、ひょっとしたら昔は認知もされていなかったのかもしれませんね…
羽化セミ認知度の歴史を調べてみたくなりました
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tosi
8
自分もそんなにセミ関する季語があるなんて知りませんでした、、、
図鑑でしか見たことないですが確かに羽化中のセミ綺麗ですよね。
あと全然余談ですがセミに刺されると結構痛いです
ひっくり返っているのを踏まれないように助けてあげようとしたら刺されました、、、
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nyu
9
そうなんです! 実物は感動するほど綺麗ですよ!
自分の中じゃ羽化中のセミは虫界の月下美人なので(※思い出補正有り)
セミって刺すんですね…考えてみれば細長いくちばし?のような器官を持っていましたね
ひっくり返っているのを助ける時は気をつけます…
tosi
10
はい、あれで樹液を吸ってるようですが
指を木と間違えられちゃったみたいですw
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leon
(リアン)
11
認知度が低いことも理由の一つかもしれませんが、羽化中の蝶を表す言葉もないので、ひょっとして発生している時間が短い状態に対しては、わざわざ名詞を作らない説も考えられますね。
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user11
(fukushiten)
12
蝉は死のイメージの方が強いんですよね。
だから死んだセミへの言葉は豊富にある。
生まれるイメージなら植物とかのほうが青々しく生き生きとしてる気がします。
季語として緑のセミの姿の言葉があっても、
その姿が想像つかなすぎて、もったいないですが、機能しなさそうですよね。
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