飲食店は、客がたくさんいても困るものなのか?

前日は大阪の亀すしに行っていました。夜の20:30頃に店に入り、2階へ続く階段にはすでに多くの客が並んでいて、大盛況でした。

寿司のネタは大きくて美味しく、しかも値段が大衆向けで、お腹いっぱいになるまで食べられます。このご時世に、あの値段でウニを提供しているのは、赤字になってしまうのではないかと心配になるほどです。

とても良いお店なので、皆さんにもおすすめしたいと思い、ホームページを見てみたところ、なんと3月末をもって閉店するとの公式発表が目に入りました。

マジか、と思いました。あれだけ盛況なのに、なぜ閉店するのでしょうか?以前から「飲食店経営はボランティアみたいなものだ」と聞いたことがありますが、そんなに厳しいものなのでしょうか?知見のある方がいれば、ぜひ教えてください。

これからはどこにいけばいいですかね?中崎町の寿司一心かな?いつも激混みです。

食べ歩きや店の人と話したり、いっとき働いてた中での所感ですが

・営業時間外でも仕込みや掃除、買い付けなど、とにかく飲食店はやることが多いので自分の時間がなくなる。長期的なことが考えにくくなる。

・バイトや見習いに任せようにも人件費で苦しくなる。マネージャー的な人が別にいても会社自体大きくないと色々厳しいので、自分でやるしかないという事になる。

・なので元手が少ない店は少数で回すけれど、そうすると人気店になって人が押し寄せた時に手が回らなくなる。

そういう感じで、経営難では無く店を回せる人が苦しくなったら畳むというケースは多いです。

その店は初めて知りましたし、事情もわからないですが、バイトを指導したり経営をなんとかして「いつもの店」でなくなる前に、信頼できるメンバーで元気に美味しいご飯を出せるうちにきれいに店を閉めたい、という思いもあると思います。

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なるほど、寿司屋となると特に仕込みや買い付けが大変そうですね。新鮮な食材を確保しなければならないし、良い食材を見分けるには技術が必要で、さらに値段交渉もあるから、簡単に他人に任せることはできませんね。少しでも自分の時間が欲しいと思ったら、とても飲食店経営は続けられなさそうです。

それも確かに非常に理解できます。きれいに始めて、きれいに終えたいですね

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