「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム(ティアキン)」をプレイしてみて、正直言って、面白すぎて困りました。
まず、シナリオがすごいんです。これまでのゼルダシリーズって、どちらかというと「冒険」とか「謎解き」が中心だった印象が強いんですけど、今作はストーリーまで作り込まれています。進めるたびに感動が押し寄せてきて、「この物語を終わらせたくない」って思ってしまいました。エンディングが近づくたびに、嬉しさと寂しさが入り混じる不思議な感覚がありました。
フィールドもすごく広くて驚きました。天空と大地だけかと思いきや、地底まであるんですよ。三層に広がるマップを探索するだけで、時間がどんどん溶けていきます。「こんなところまで作り込むのか…!」と感心しきりでした。
あと、ゲームとしての自由度が異次元です。同じパズルでも解き方が人によって全然違うのが面白い。自分が考えた方法がうまくいったときの達成感もすごいし、他の人のプレイを見て「そんなやり方があったんだ!」って驚くのも楽しいんです。プレイヤーそれぞれの創造力を引き出してくれる感じが最高でした。
ただ、一つ困ったのは、このゲームが面白すぎるせいで「終わらせたくない」という気持ちが強すぎて、ラスボスを倒すのを後回しにしてしまったことです。サブクエストを全部終わらせても、まだ名残惜しいと思うくらい没頭してしまいました。
それから、クリアした後の「虚無感」もすごかったです。他のゲームが全然物足りなく感じてしまって…。あまりにも完成度が高すぎると、こういう副作用もあるんだなと感じました。でも、そんな副作用も含めてティアキンは特別なゲームなんだと思います
結局、「やらないほうがいい」なんて言いつつも、これは本当に一度体験してみる価値があるゲームです。
ついてに、ゼルダの伝説ティアキンをやったことがあっても、面白く感じられるゲームがあったら教えてください。